間接税
(4)間接税
“納税者”と“担税者”が違う税金のこと。
●ポイント
“納税者”と“担税者”が異なる、とは具体的にはどういう事なのでしょうか。
例えば消費税の場合、お店で商品を購入して消費税を払うのは消費者です(担税者=消費者)。
しかし、消費税を実際に納めるのは消費税を受け取ったお店となります(納税者=お店)。
ここで、すでにみた(1)国税・(2)地方税と【直接税】・【間接税】との関係についてみてみます。
(1)国税と(2)地方税はそれぞれ【直接税】と【間接税】とに区分され、各々の税金は、
国税・【直接税】……所得税、法人税、相続税 等
国税・【間接税】……消費税、印紙税 等
地方税・【直接税】…道府県民税、事業税、固定資産税 等
地方税・【間接税】…ゴルフ場利用税 等
と分類されます。