住宅ローン減税
正式には住宅借入金等特別控除といいます。これは住宅ローンなどを
利用して住宅を新築や購入、増改築などをした場合で、一定の要件に
あてはまる時は、その借入金などの年末残高合計額を基礎として計算
した金額を、その住宅を居住の用に供した年以後の各年分の所得税か
ら控除するものです。
●条件
居住の用に供した年が
平成11年1月1日?13年6月30日の場合は15年間
平成13年7月1日?20年12月31日の場合は10年間
それぞれ控除できます。
ただし、控除できるのは所得金額3,000万円以下の年だけです。
●手続き
控除を受けるには給与所得者であっても確定申告が必要です(2年目
からは年末調整だけで控除が受けられます)。
確定申告に必要な書類は以下の通りです。
A住民票の写し
B家屋の登記簿謄(抄)本や請負契約書、売買契約書などで家屋の取得
年月日・床面積・取得価額などを明らかにする書類またはその写し
C住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書