改正労働者派遣法による派遣先の義務等
今月から施行される改正労働者派遣法では、派遣会社だけではなく、
派遣労働者を受け入れる派遣先にも課せられる義務や禁止事項があります。
派遣先の都合により派遣契約を中途解除した場合には、
*派遣労働者の新たな就業機会の確保や、
*休業手当などの支払に要する費用の負担などの措置を講じることが、
派遣先の義務となります(派遣契約時にこれらの措置について明記しなければなりません)。
また、正社員・契約社員として勤務していた元従業員を
離職後1年以内に派遣社員として受け入れることが禁止されます。
ただし、60歳以上の定年退職者は禁止対象から除外されます。