知って得する経営塾 第96号
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■ 目次
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▼掲示板
▼特別版 中小企業診断士 駒井 伸俊
▼消費低迷期に勝ち抜くためのリニューアルプラン(5) MBA 長友 孝幸
▼見ぬもの清し 落語家 三遊亭金時
▼編集後記 副編集長 森本 正博
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■ 掲示板
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歳時記
2月23日 税理士記念日
2月24日 月光仮面登場の日
2月26日 2.26事件の日
2月27日 新選組の日
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■ 特別版 中小企業診断士 駒井 伸俊
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※今回、駒井先生のコーナーは諸般の事情により休載とさせていただきます。
代稿として、経営のヒント「経営者の孤独」をお届けします。次回掲載をお楽
しみに。
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多くの場合、中小企業の経営者は、資金繰り、労務、販売、仕入等あらゆる局
面の意思決定を一人でしなければなりません。判断に窮して、眠れぬ夜を過ご
した経験は、どなたもが数知れずお持ちだと思います。さらに、考え抜いた末
の最良の意思決定のはずなのに、発想が固定的になっている場合もあるのでは
ないでしょうか。
大企業になれば、しっかりとした取締役会が存在し、業務執行の意思決定を合
議で行ったり、有能なスタッフや専門家のアドバイスを参考にすることもでき
ます。しかし、経営資源に限りのある中小企業にとって、経営者が孤軍奮闘し
て意思決定をしていかなくてはならないのが現状でしょう。
そこで、1つやってみていただきたい方法があります。『頭脳内役員会』の開
催です。経営者の頭の中で役員会を開いてみましょう。まず、経営者は、本質
的には、孤独であると肚を決めます。次に、頭の中に赤、青、黄の3つの帽子
をイメージしてください。それぞれの帽子には、意味があります。
・「赤い帽子」をかぶると、問題に対して、常に、楽観的で積極的になります。
・「青い帽子」をかぶると、問題に対して、常に、悲観的で消極的になります。
・「黄い帽子」をかぶると、対立する意見をまとめ、常に、妥協案を探します。
さあ、これで、「経営者のあなた」、「赤い帽子のあなた」、「青い帽子のあ
なた」と「黄色い帽子のあなた」で構成される『頭脳内取締役会』の完成です。
問題解決の糸口を開くために、帽子を次々とかぶり替えて議論してみてくださ
い。役員が足りなければ、帽子の色数を増やしてください。それぞれの考えを
紙に書いてみるのもいいでしょう。例えば、井桁の中央にあなたの考えを書き
まわりにそれぞれの帽子をかぶったあなたの意見を書きます。こうすると9人
の意見が聞けます。
『頭脳内取締役会』の開催で、問題の多面的な把握ができるはずです。人的資
源の少なさを嘆いてばかりいないで、孤独な経営者の力を最大限に発揮してく
ださい。
中小企業診断士 駒井伸俊プロフィール
https://www.ecg.co.jp/supporter/komai/index.htm?mm=96
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■ 消費低迷期に勝ち抜くためのリニューアルプラン(5) MBA 長友 孝幸
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最近、カメラ業界(ビックカメラ、さくらや)や百貨店業界(西武⇒クラブ・
オン、東武⇒東武カード)に代表されるように、さまざまな分野でメンバーズ
カードやポイントカードによる顧客管理システムを導入する店舗や企業が増え
ています。市場の成熟と消費の低迷という厳しい環境下において、集客や売上
げを確保するためには顧客の囲い込む作業は必要であり、カード(顧客管理シ
ステム)を利用したマーケティング戦略が注目されています。
もちろんラブホテル業界においても、メンバーズカード導入して顧客管理をし
ようとするホテルが増えています。内情を話せば、高額な顧客管理システムを
導入したにも関わらず、有効に機能しているケースは多くありません。売上げ
が悪くなったからと言って、流行の経営手法(インターネットマーケティング
)を導入しようとしても、それだけで集客向上の効果が出るというものではな
く、データーの構築の上に、そのようなマーケティング戦略があることを理解
する必要があります。
ポイントカードやメンバーズカードによる顧客管理システムを導入するにあた
り、まず考えなければならないことは、利用客にとっての魅力的なシステムに
なっているか、という問題です。ほとんどの場合、システムを販売しているハ
ード・メーカーが作成したプランニングであり、そのようなシステムを導入し
ても、積極的に他店より売上げをあげることは不可能です。なぜなら、情報ツ
ールとして有効に顧客管理システムとして起動させるには、それらを支えるソ
フト面の充実が必要になるからです。
そこで、ここではホテルや店舗や企業側から利用客に提案できるメンバー制度
のメリットを考えてみることにしましょう。利用客がメリットを感じる時は、
次の3つの時点に分けて考えることができます。(1)選ばれた客としての特
典や優越感、(2)カードを利用することによる料金割引、(3)カードを利
用することによる景品等の交換、このような3つの要素をうまく組み合わせる
ことによって、顧客管理システムの優位性は変化してゆきます。すなわち、ど
のようなシステムにすべきか、店舗や企業側の問題であり、そのさじ加減は、
ホテルや店舗や企業がおかれている環境に左右されます。
大切なことは、利用客に対して魅力あるシステムをどのようにアピールするか、
また利用客への還元の大きさにも注意をはらう必要があります。還元が大きけ
れば利用客への魅力は増大しますが、同時に必要経費も増大します。顧客管理
システムの目的は、ひと言でいえば、リピーターをつくり、その利用頻度を高
めて、売上と利益を向上させることにあります。この二つの向上が達成しなけ
れば、顧客管理システムを導入しても、ホテルや店舗、企業側のメリットは無
くなってしまいます。
MBA 長友 孝幸プロフィール
https://www.ecg.co.jp/supporter/nagatomo/index.htm?mm=96
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■ 見ぬもの清し 落語家 三遊亭金時
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本当に何を食べていいのかわからない時代になってしまった。狂牛病の次は鳥
インフルエンザだそうだ。SARSも動物が元凶だというし、じゃあ魚ならいいか
って言うと魚はダイオキシンだ水銀だ、野菜は農薬だ、遺伝子組み替えだ、と
安全なものはひとつもないではないか!最後の砦は豚ぐらいか…。
以前、北海道で牧場を経営する人に聞いた話「米国産の牛肉は、牛にホルモン
剤を注射する。こうすると一日500gしか太らない牛が2kg太る。その分
早く出荷できる。日本ではそのホルモン剤は使用禁止、アメリカも国内向けの
肉には禁止、しかし日本向けの牛肉には黙認しているんだそうだ!そのハラワ
タをミンチにしてハンバーグなんぞにして食べる、間接的に人間がホルモン剤
の塊りを食べている。女性の胸が巨大化したり、小学校2年生で初潮が来たり、
肥満児が増えたのはこの影響だと思う、という。
真贋はともかく恐ろしい話だ。やはり今から10年位前、当時の厚生省の役人
に聞くと「フライドチキンなんて抗生物質の塊りですよ。うちの子供には絶対、
食べさせません」だって!おいおい何の為の役所だよ!
見ぬもの清し、というが本当にそうだよなあ。遺伝子組み替えのものだって外
国産の肉だって、買い物する時は避けても外食すれば店で「これは遺伝子組み
替えですか?」なんて聞けないもんなあ。喰い意地の張った金時にとって困っ
た問題である。気分転換に今夜は焼肉屋でも行くかぁ?!!!
金時ホームページはこちら
http://www.club-ec.com/kintoki/index.html?mm=96
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■ 編集後記 副編集長 森本 正博
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いつも、当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
さて、今世間を騒がせているものと言えば、「鳥インフルエンザ」ではないで
しょうか?鳥年の私は、感染するかもしれない?なんてことはないですが、誰
がどのような経路で感染するかは、分りません。何でもそうですが、「まさか
俺が(私が)」というように、人間は油断しがちですが、油断せずに気を付け
たいものです。もう、使いたくない言葉ですが、これも「自己責任」ですね。
と言う事で下記を是非お読み下さい!
「自己責任時代」のサバイバルブック!!
https://www.ecg.co.jp/topics/000243.php
次回は、3月1日(月)発行予定です。お楽しみに!
起業家実務セミナー開催!
https://www.ecg.co.jp/topics/000245.php
知って得する年金セミナー開催!
https://www.ecg.co.jp/topics/000246.php
税制改正セミナー開催!
https://www.ecg.co.jp/topics/000247.php
決算診断提案書セミナー開催!
https://www.ecg.co.jp/topics/000248.php
決算診断サービスを行っております。経営の見直しとしてご活用下さい。
http://www.kessan21.com:8080/kessan21/Welcome.jsp?id=whandsbpks
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