知って得する経営塾 第152号
◆◆◆◆◆『駅前経営塾』各種講座・JR両国駅前にて開講!!◆◆◆◆◆
経営者の為の学び場『駅前経営塾』が両国駅前にて4月より本格的にスタート
しました。JR両国駅前徒歩10秒という利便性だけではなく、各講座とも内
容にもこだわっております。ぜひ一度足を運んでみて下さい。
《4月後半開講講座》
「企業経営入門 組織編」 4月19日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000553.php?mm=152】
「経営コーチ 第1回」 4月20日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000545.php?mm=152】
「落語&変わる社会情勢」 4月25日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000547.php?mm=152】
「ライブドア事件に学ぶキャッシュフロー経営」
4月26日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000556.php?mm=152】
「企業経営入門 コミュニケーション編」
4月26日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000554.php?mm=152】
「伸びる会社の人事制度」 4月26日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000550.php?mm=152】
「失敗しない就業規則」 4月27日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000549.php?mm=152】
「利益を上げるリーダーシップ」 4月28日開講
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000546.php?mm=152】
[目次]
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タックスペイヤーの視点69 税理士・FP 榎本 恵一
グローバル社会における企業家としての視点(7) MBA 長友 孝幸
編集後記 副編集長 秋葉 和彦
[掲示板]
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歳時記
4月20日 青年海外協力隊の日
4月23日 地ビールの日
4月25日 ギロチンの日
4月27日 国会図書館開館記念日
[タックスペイヤーの視点69] 税理士・FP 榎本 恵一
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皆さんこんにちは。まだ4月の中旬にもかかわらず雨の日が多く、寒い日が続
いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
お陰さまで、2月より開始しました駅前経営塾も4月より本開講に移り多数の
皆様にご出席を頂き、勉強しながら起業をしていきたい方々や現在起業してい
る方の熱い視線を感じ、今後の方向性をしっかりしたものにしていきます。
最近、テレビ・新聞等で格差社会の話が多く語られてますが、米紙ニューヨー
ク・タイムズ(電子版)は16日、日本経済について、
{「(景気が回復し)再び経済成長が続いている」ものの、「勝ち組」「負け
組」という言葉に象徴されるように、所得格差が広がっている}との見方を報
じています。
また同紙は、{自分の暮らしを平均的だと感じ、かつて「1億総中流社会」と
言われたような日本社会の良さが失われる懸念がある}と報じている。
これは、本当の意味でお一人お一人が考えなければならない問題です。
少子高齢化者社会・多様化の時代、さらに5月1日より会社法の時代に突入し
ます。これらすべてに共通するものは、自己責任と政治だと思います。すなわ
ち個人のライフプランと政治のリーダーシップではないでしょうか。
さて、私は昨年の12月に同業者(会計人)15名とLLP(有限責任事業組
合)を結成しました。この会の名前は、LLP藤原KAIZEN研究会と言い
ます。
この会は、藤原直哉先生のご意思を踏まえ、全国の起業家並びに企業支援の志
を持つ若手会計人達のリーダーシップをとり、勉強会等を通じて全国の日本を
良くしようとの趣旨で発足しました。
我々会計人の役割を改めて考えてみますと、単に会計書類を作成するだけでよ
いのでしょうか。そもそも企業はなぜ帳簿をつけて決算をし、税務申告を行う
のでしょうか。
国家の立場から見れば税金を徴収するためですが、企業(経営者)側の立場か
ら見れば、企業の現状を冷静に把握し、未来に向けた行動指針を得るためです。
ですから我々会計人は、会計書類を作成するだけでは不十分なのです。会計書
類を作り、読み、説明し、納得してもらって、具体的な行動計画を提示すると
ころまでが、使命なのではないかと思います。
LLP制度が発足した年に、メンバーの皆様とこうやってLLPを発足できた
ことは、色々な意味で意義深いと思っております。今年は、このLLPの活動
を通じて社会貢献が出来ればとの強い思いを持っております。
昨年夏より企画・準備を進めていました書籍「経営コーチ」が、いよいよ今月
26日に万来舎より、藤原直哉顧問監修で発行されます。
会社法の影響で、現在、起業ブームになっていますが、この本は、起業をせざ
るを得なくなってしまった人を何とか成功へ導いていく為の使命を持っていま
す。
13日から、今年初めての研究会を千葉県成東町(現山武市)で行いました。
研究会は夜中3時までの大バトル、コーチとコンサルタントの違いなどを話し
合いました。
皆さんは、コーチとコンサルタントのどちらに期待をしますか?
我々の定義は、起業をする方の悩みを聞き、アドバイスをし一緒に考える経営
コーチなのです。
起業をした場合に一番陥りやすい問題は、理想と現実のギャップです。机上で
計画した素晴らしいアイデアも必ずギャップがあるものです。その悩みを一緒
に解決していきたいと考えております。
まずは、やはりこの大きな問題である5月1日からの会社法施行にむけ、駅前
経営塾において、皆さんとともに考えていきたいと思います。
4月25日開講の『落語&変わる社会情勢』という講座は、この会社法を中心
に行う予定です。また、この講座はそれだけではなく、三遊亭金時師匠の落語
も聞けるというちょっと変わった講座になっております。
詳細はこちら→【https://www.ecg.co.jp/ekimae/000547.php?mm=152】
三遊亭金時師匠は平成18年『国立演芸場花形演芸大賞金賞』を受賞されてお
ります。落語目当てでついでにちょっと勉強してみようかなという方でも大歓
迎です。こういうキッカケで皆さんが学ぶ為の一歩を踏み出して頂ければ幸い
です。
◆『‐自己責任時代を生き抜く知恵‐
知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識2006年度版』
昨年、大変ご好評頂きました『知って得する?』の年度改訂版です。
年度違いによる改正点も踏まえて内容も表紙もリニューアルされています。
ぜひ、一度ご覧になってみて下さい。詳細はこちらから↓
【https://www.ecg.co.jp/topics/000515.php?mm=152】
[グローバル社会における企業家としての視点(7)] MBA 長友 孝幸
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人々は目で見ることのできないものは信じようとしない癖があります。
以前の、私自身がそうであったように、通常、人は目に見えないものとか、科
学で割り切れないものを信じようとはしません。
信じるということは、自分がみずから体験してこそ初めて信じる気にもなるも
のなのですから、それは無理もない話です。
生まれつき眼が見えない人に、「大自然の持つ自然の美しさを説明しろ」って
言われても、その説明は実に困難なものになります。彼らは匂いや音(我々の
説明)で感じた情報を分析し、その情報を整理しながら、自分の大脳のスクリ
ーンに映し出して、その美しさを理解しているはずです。
しかし、その人が実際に自分の眼が見えるようになって、自分で大自然の持つ
自然の美しさを見て、自分の感覚で初めて「自然の色合いは、こんなにすばら
しいのか」と、捉える以外に、通常、人には信じる方法はないはずです。
この見るという作業ができなければ、見えるものと見えないものに、ギャップ
が生じることになります(信じると言うこと)。
それにしても、人間の眼と言うものは大して信頼のおけるものではないと考え
ています。ネクタイ一本さげていればキッチリした人だと思い、ラフな格好を
していれば怪しい人間だと決めつける傾向があります。
まだまだあります、制服さえ着ていれば警官だと思い、学生服を着てさえいれ
ば学生だと思い込むのです。だからみんな簡単に騙されたりする訳です。
すなわち、現代人は身形や名刺の肩書一つで簡単に信用してしまうのです。だ
から、詐欺師や大企業を装った不正や官僚(公務員)の汚職をたちが横行する
のです。
電気や電波は肉眼で直接見ることはできません。でも確かに存在します。肉眼
で見えなくとも機械を通せば波動の形が見ることは可能です。でも肉眼で見る
ことはできません。本当に人間の眼というものはいい加減なものなのです。
眼の前に薄い紙切れ一枚出しただけで、もうその先は何も見えなくなってしま
うのです(名刺)。それほどあやふやなものなのに、真偽のすべてを賭けて、
本当に大丈夫なのでしょうか。
ここでキーポイントは、「心の眼」と言うものが大切になります。今度は衣服
をはじめとして、容姿、年齢、性別、肩書のように肉眼で見えるものは、参考
程度にしておき、「心の眼」で、その相手の真意(魂)だけを見ようとする習慣
が必要になります。
そうなればしめたものです。もう、うっかり人に騙されたりするようなことが
なくなるばかりでなく、世の中の真理を見ようとする心は、自分にとって不必
要なことをオミットしてくれるはずです。
今後は大企業だからと言って、油断は禁物です。今年の経済犯罪もライブドア
(4753)、アイフル(8515)ときました、次は足し算して、「19」
になる企業、また、「19」になる連結会社をもつ企業は大丈夫でしょうかね。
◆MBA 長友 孝幸プロフィール
【https://www.ecg.co.jp/partner/000216.php?mm=152】
[編集後記] 副編集長 秋葉 和彦
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いつも当メールマガジンをご愛読くださいまして誠にありがとうございます。
当メルマガでもお馴染みの三遊亭金時師匠が平成18年『国立演芸場花形演芸
大賞金賞』を受賞されました。金時師匠おめでとうございます。
表彰式が6月30日に行われるという事で、皆さんには当メルマガでも後日詳
細をお知らせします。
さて、もうすぐGWですね。今年は29日が土曜ということで、普段から土日
休みの方はがっかりされているのではないでしょうか。同業の方はおわかりか
と思いますが、会計事務所の5月といえば3月決算法人の申告です。確定申告、
年末調整と並ぶ一大イベントになっています。私にとってはGWも嬉しいよう
な悲しいような複雑な気分です。
GWといえば、本文中で榎本が訪れた千葉県成東町(合併しましたが愛着があ
るのであえてこう書きます)は、私の故郷でして、この時期イチゴが食べごろ
です。かなりお薦めです!
次回は5月1日(月)に配信予定です。お楽しみに!
◆『‐自己責任時代を生き抜く知恵‐
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◆決算診断サービスを行っております。経営の見直しとしてご活用下さい。
【http://www.kessan21.com:8080/kessan21/Welcome.jsp?id=whandsbpks】
◆ECグループのホームページはこちら
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知って得する経営塾/ 発行:榎本会計事務所&株式会社イーシーセンター
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