第357号『自らの持つ価値の提案・提供』
★☆★ 既刊情報 ★☆★
この本執筆したのは弊社代表の税理士、榎本恵一と社会保険労務士の吉田幸司、渡辺峰男と弁護士の谷原誠です。労使間のトラブルは、トラブルが起こってからよりも起こる前の方が重要です。起こる前なら回避策や防止策が効果を発揮しますが、起こった後ではその効果は限定的です。平穏無事な会社が一夜にしてトラブルの渦中に巻き込まれるということも実際にあるのです。その意味では、平穏無事な会社ほどこの本を読む価値があると言えるでしょう。労使トラブルから会社を守るための必読の書!!
★☆★ 無料立ち読みコーナー ★☆★
今回、万来舎様のご協力により無料立ち読みコーナーへ新たに本書の一
部を公開致しました。大好評発売中の本書、労務管理の決定版!!
気になった方の為の無料立ち読みはこちらから↓
▽新刊『社長、ちょっと待って!!それは労使トラブルになりますよ!』
CASE06 雇止め【http://bit.ly/z9cyuu】
CASE04 未払賃金【http://bit.ly/AedInF】
★☆★ 緊急告知 ★☆★
今回、榎本会計事務所をより知って頂く為にホームページで事務所の風景
を動画配信致しました。メールマガジンでは分からないスタッフや所内の
雰囲気を是非、体感して下さい!! YouTubeでも視聴できます!!
【http://bit.ly/zdJRus?mm=357】
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
自らの持つ価値の提案・提供 MBA 長友 孝幸
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
人や企業が抱えている問題を迅速に解決することによって、ビジネスの
守備範囲は広がり、ビジネスとして成り立つことが多くあるように思います。
たとえば、施設産業の場合、さまざまな機械設備
(空調・電気・消防・ボイラー・衛生器具等・コンピューター等)
を使います。
設備メーカーは自らの設備に関しては、タイムリーにメンテナンスやサポート
をしてくれますが、他の設備メーカーの機械設備や機種が異なると、その場で
修理を依頼しても、多少は見てくれるものの、解決に至っていないはずです。
ブロカー的な業者では困りますが、すべての機械設備に対してサポートして
くれる業者にいれば、これが一つのチャンスになります。
価値の提案・提供とは、消費者の抱える問題を解決し、そのニーズを満たし、
消費者がその企業や媒体を選び出す動機を促し、その満足の度合いを高める
ことを可能にします。
近年の液晶テレビ等の弱電市場でもわかるように、消費・サービス財市場は
成熟化進み、企業間の競争は厳しく飽和状態が続いています。
企業は、消費者に対して
「なぜ自社の商品・サービスを購入する必要があるのか」
を提示する必要性に迫られ、試行錯誤していますが、消費者から見れば、
技術やサービスの汎用化によって
「説明がなければ、どの企業から商品を購入しても同じ」
という状況になり、価格競争を誘発する結果を招いています。
では、我々はどのようにして自らの持つ価値の提案・提供を見出すことが
できるのでしょうか。
消費者が必要とする要素はさまざまで、それぞれの顧客が存在する環境に
よって異なりますが、まずは自社が優位になるための基本となる戦略理論
を見てみましょう。
1995年「ナンバーワン企業の法則」の中で著者のトレーシーと
ウィアセーマは、トップ企業を目指すならば、次の3つの戦略
1.業務の卓越性
2.製品の優位性
3.顧客との親密性
のうち1つを選択し実行しなければならないと説いています。
それは現状を大まかに把握した上で、上記に掲げた3つの戦略が有効かを
判断するプロセス(顧客の望む5項目)を踏み、詳細な計画を構築する
ために、さらに7つの項目
A.業務モデル
B.いかにして優れた価値がうまれるか
C.選択していない戦略部分の最低限確保しなければならない水準
D.市場の規模
E.コスト、利益などの問題点
F.重要成功要因
G.新しい業務モデルに移るために必要な物
を分析するプロセスを踏みで理論立てしています。
本質的には競合企業との提供価値をどのように差別化するかを検討する
という点で、製品ポジショニングの考え方に似ていますが、より詳細に
検討するにあたっては、競合企業との比較の中で、自社の強み活かした
提供価値をプロセスに従って進めることは、現代の企業環境ではリスク
を低減することができるはずです。
そのためにも自らの持つ価値の提案・提供は、健康診断のように、
プロセスに従って定期的に自らの仕事の内容を評価する必要があります。
定期健診を実施しなければ、我々の人体のように突然死や大きな疾患を
生み出し、取り返しがつかなくなりますよね。
◆◇◆ MBA 長友 孝幸 プロフィール ◆◇◆
株式会社比風屋 代表取締役 長友 孝幸
【http://www.hifuuya.co.jp/about/】
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
≪おすすめ書籍のご案内≫
当メルマガの執筆陣の著書です。是非ご一読下さい!
★New!!
『社長、ちょっと待って!!それは労使トラブルになりますよ!』
榎本恵一、谷原誠、吉田幸司、渡辺峰男共著
【https://www.ecg.co.jp/topics/post_52.php?mm=357】
★『知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識 2012年版』
榎本恵一、渡辺峰男、吉田幸司、林充之共著
【https://www.ecg.co.jp/topics/2012.php?mm=357】
★『経営コーチ入門 経営者をサポートする』
榎本恵一、伊地知克哉、林 充之共著
【https://www.ecg.co.jp/topics/post_49.php?mm=357】
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
編集後記 副編集長 高塩 吉明
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
9月も半ばを過ぎ、暑くなる日もまだありますが、突然の雨で過ごし易い
気温に落ち着く日も徐々に増えてきました。
今年の8月も、例年同様暑い日が続きましたが、総務省の発表によると、
8月の1ヶ月間で熱中症による救急運搬者数は全国で1万8573人で
あったそうです。
昨年も暑かった記憶がありますが、今年は昨年よりも約6%上回っている
ようです。
熱中症対策といっても、こまめに水分を補給するといったことくらいしか
出来ないかもしれませんが、9月も1000人余りが熱中症で搬送されて
いるようですので、皆様ご注意下さい。
次号、第358号は9月24日(月)に配信予定です。どうぞお楽しみに!
★☆★ ツイッター始めました! ★☆★
一緒に盛り上げて下さい、是非フォロー&いいね!をお願いします!
ツイッター【http://twitter.com/#!/enomotokaikei】
フェイスブック【http://www.facebook.com/enomotokaikei】
○━━知って得する経営塾 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○
【発行者】 榎本会計事務所&株式会社イーシーセンター
【HP】 https://www.ecg.co.jp/?mm=357
【連絡先】 info@ecg.co.jp
【バックナンバー】https://www.ecg.co.jp/blog/mm.php?mm=357
【発行システム】
まぐまぐ(ID 0000052980) http://www.mag2.com/m/0000052980.html
メルマ!(ID 014722) http://www.melma.com/backnumber_154169/
メルマ! (ID m00044409) http://www.melma.com/backnumber_44409/
めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?005840
■□■ 登録や解除はそれぞれの発行システムからお願いします ■□■
■□■□■このメールマガジンの無断転載・無断引用は禁じます■□■□■
All Rights Reserved (c)2000-2012
by 榎本会計事務所&イーシーセンター
○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○