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知って得する経営塾 第414号『2014年春闘について』

★☆★ 既刊情報 ★☆★

ワーク・ライフ・バランスを越えて 働き方が変わる 会社が変わる!

不況の中でも元気に業績を伸ばしている企業があります。
業績が右肩上がりの企業とそうでない企業とでは、どこが違うのか。
このシンプルな疑問に答えを出しました。
 
本書では、今、元気あふれる企業をピックアップし、その事例の中から
元気の源を探ってみました。その結果わかったことは、それらの企業には
“ワーク・ライフ・ハピネス"という考え方が根底にあるのです。
“ワーク・ライフ・ハピネス"が中小企業の元気の“素"だったのです。
 
業績不振に悩む中小企業の経営者、管理者の目からウロコ本です。

 

 

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2014年春闘について           社会保険労務士 吉田 幸司

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この時期になると、2014年の春闘に向けた動きが出てきます。
政府の民間企業への賃上げ要請に加えて労働組合の連合も2014年春闘の
基本的な考え方を発表しました。

それによると、「すべての構成組織に対し、底上げと月例賃金にこだわる
検討を要請し、要求水準としては、平均賃上げ要求方式では、3%ないし
4%以上に相当する」となっており、昨年の要求であった

「賃金カーブ維持分を確保し、所得と生活水準の低下に歯止めをかける。
加えて、低下した賃金水準の中期的な復元・格差是正、体系のゆがみ等の
是正に向けた取り組みを推進する。」

とした内容から、大きく賃上げに方針を転換しました。
平易な言葉で書き直すと、2014年はベースアップと定期昇給を合わせて
3〜4%の賃上げ要求をしていこう。となっており、
2013年は定期昇給分だけは確保しよう。となります。

何年も実施されてこなかったベースアップを2014年では
1〜2%勝ち取りたいということです。

呼応するように、一部の大企業ではベースアップも視野に入れた
交渉を行うかのような報道がなされており、
2014年の春闘は大企業ではベースアップが実現するかもしれません。

この背景には、政府の要請もさることながら、企業業績の回復があり、
昨年は業積回復分を一時金や賞与で配分していた企業側が、
今年はベースアップにまで資金を回せる余裕が出てきたと考えられます。

ところが、このような業績の回復は大企業を中心に見られる傾向の様で、
中小零細企業にはその傾向が明確に表れているとは言えません。

となると、2014年の賃上げは、大企業と中小零細企業では
随分と格差のあるものにならざるを得ないと考えられます。

報道各社がベア復活の情報を流す中、中小零細企業はベアどころか
定期昇給もぎりぎり確保できるかどうかという現象が起きるかもしれません。

 

 ◆◇◆ 人事戦略研究所 吉田 幸司 プロフィール ◆◇◆ 

  【https://www.ecg.co.jp/about/yoshidakouji.php?mm=414


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編集後記                     副編集長 塩田 剛也

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当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。

デフレから脱却し成長していくには賃上げが必要不可欠な要素となってきます。
報酬が上がり、消費が増え、世の中にお金が回っていく。
理想的なことですが、なかなかうまくいかないですよね。

成果主義の導入、終身雇用・年功序列の廃止といった言葉がごく普通のものに
なった世の中です。
景気の良いニュースも中々聞こえてきません。
自然と収入が上がっていく、なんて楽なことはないんだなと思う日々です。

春闘でも訴えられるように、「賃金水準の中期的な復元・格差是正、体系の
ゆがみ等の是正」といった大局的な視点から賃上げを行うのももちろん必要です。

ですが、ただ漫然と過ごすだけでは良い結果も望めません。
プラスアルファで自分の力で収入を上げていく努力が必要なんだと痛感します。
ここは逆に、危機感を持つ良いチャンス!
と考えてしまうのも良いのかもしれませんね。

次号、第415号は11月18日(月)に配信予定です。
どうぞお楽しみに!

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