知って得する経営塾 第420号『ダイバーシティマネジメント』
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ワーク・ライフ・バランスを越えて 働き方が変わる 会社が変わる!
不況の中でも元気に業績を伸ばしている企業があります。
業績が右肩上がりの企業とそうでない企業とでは、どこが違うのか。
このシンプルな疑問に答えを出しました。
本書では、今、元気あふれる企業をピックアップし、その事例の中から
元気の源を探ってみました。その結果わかったことは、それらの企業には
“ワーク・ライフ・ハピネス"という考え方が根底にあるのです。
“ワーク・ライフ・ハピネス"が中小企業の元気の“素"だったのです。
業績不振に悩む中小企業の経営者、管理者の目からウロコ本です。
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「ダイバーシティマネジメント」 経営コンサルタント 阿部 重利
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平素はお世話になります。
中小企業の経営顧問、ビジネスコーチ、
ヒューマネコンサルティング株式会社代表取締役の阿部です。
最近「ダイバーシティマネジメント」についての講演依頼が続いています。
では、そもそも「ダイバーシティ」とはどういう意味でしょうか?
一般的に「ダイバーシティ」といいますと・・
性別、年齢、国籍など、外見でわかる属性、
その中でも特に「性別による違い」を尊重して受け入れること、
つまり、企業による「女性の活躍支援」と捉えられがちですが・・
筆者的には、
勿論その部分もあり、それはとても大切なのですが、
もう少し大きい概念=
『表面的には見えない個々人の「生い立ち」や「価値観」、「性格」などの
外見ではわかりにくい異なった背景や状況をも含むもの』だと考えています。
つまり、「ダイバーシティマネジメント」とは、
その広い意味での「ダイバーシティ」を積極的に活かすことにより、
『変化しつづけるビジネス環境や多様化する顧客ニーズに
最も効果的に対応し、企業の優位性を創り上げること』・・
そう、重要な『企業戦略』なのです!
決して、道徳観や、倫理観、義務感からのみ採用されるものではないと
いうことです。
例えば、ある企業では、女性や若手、外国人などの多様な意見をとりいれ、
新しい顧客ターゲットとコンセプトを洗練化し、
ビジネスモデルを組み立て、大成功しています!
これも、従来からの画一的な商品開発体制では実現できなかったことだと
思います。
ただし、ここで問題になるのは、
「ダイバーシティマネジメント」導入は、言うのは簡単ですが、
実際に導入・達成するためには様々な壁が存在するということです・・
なぜなら、
日本人は、概ね同質を重んじる文化を持っていて、
「違う」=「間違っている」、「異なるのは悪いこと」などといった
「風習」があったり、
またそれぞれの特質に対しての「思い込み」があるためです。
現実に、世界経済フォーラムから発表された男女の格差を指数化した
2013年版「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」を見ても、
日本は135ヵ国中105位と下位に位置しています。
我が国における「ダイバーシティ」の浸透は、
国際的にはまだまだ遅れをとっていると言われても致し方ないところです・・
しかしながら、
新しいビジネスモデルやビジネスチャンスは、
多様な価値観や考え方が存在する企業にこそ生まれるものです!
実際の導入の仕方等については、
講演の中でもお話したり、個別にご相談にのったりしたいと存じますが、
決して「風習」や「思い込み」などに流されず、
優れた「ダイバーシティ・マネジメント」を本気で「経営戦略」に取り入れ、
成長し続けて頂きたいと願っています。
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ヒューマネコンサルティング株式会社
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編集後記 副編集長 塩田 剛也
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当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
私は学生時代、とは言っても1年もいなかったのですが、
AIESEC(アイセック)という団体に所属していたことがあります。
この団体、海外インターンシップを運営する学生団体、NPO法人なのですが、
私は海外から留学生を受け入れ、国内の企業に紹介する部門におりました。
留学生と言っても日本語を話せる学生はほぼおらず、
日本語を話せないという理由で断られる会社ばかりでした。
まれに受け入れてくださった場合でも、
なかなかコミュニケーションが取れず、
孤独を感じ、ホームシックにかかってしまうことが多くありました。
1件のインターンシップを成立させるのに様々な障害もありました。
学生だから話を聞いてくれないのか、
インターンシップを行うつもりが最初からないのか、
留学生だからダメなのか、
それとも単に時間、人材の余裕がないのか。
もちろん、アポ取りやプレゼンといった部分での
自分の力不足というのが最大の理由ではあります。
しかし、普段と違った人が来るということに関して
抵抗を覚える方が多いのも事実だと感じました。
日本は男女間の格差が大きく、その指数も135ヵ国中105位とかなり低い
位置にいるとのことです。
国籍だけでなく、同じ日本人でも性別によって扱いが変わってしまう。
少しの変化にも敏感な日本だからこそ、
柔軟に対応し変化していく企業がチャンスを掴めるのではないでしょうか。
新しい刺激を受けることで生み出されるものもありますし、
変化を避けてしまうのは非常に勿体無いですね。
次号、第421号は1月6日(月)に配信予定です。
どうぞお楽しみに!
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