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榎本会計事務所の税理士・スタッフたちが、
税務・会計・経営コラム・用語集など、経営者のヒントを発信!

知って得する経営塾 第428号『インフレでも目減りしない資産とは』

★☆★ 既刊情報 ★☆★

ワーク・ライフ・バランスを越えて 働き方が変わる 会社が変わる!

不況の中でも元気に業績を伸ばしている企業があります。
業績が右肩上がりの企業とそうでない企業とでは、どこが違うのか。
このシンプルな疑問に答えを出しました。
 
本書では、今、元気あふれる企業をピックアップし、その事例の中から
元気の源を探ってみました。その結果わかったことは、それらの企業には
“ワーク・ライフ・ハピネス"という考え方が根底にあるのです。
“ワーク・ライフ・ハピネス"が中小企業の元気の“素"だったのです。
 
業績不振に悩む中小企業の経営者、管理者の目からウロコ本です。

 

 

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インフレでも目減りしない資産とは    経営コンサルタント 阿部 重利

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平素はお世話になります。
中小企業の経営顧問、ビジネスコーチ、
ヒューマネコンサルティング株式会社代表取締役の阿部です。


さて、アベ・クロ相場とも言われた2013年の円安・株高トレンドは、
今年になって早、乱高下の様相です。

昨年4月4日の「バズーカ砲」とも言われた日銀による異次元緩和によって
マネタリーベースは凄まじい伸びになっています。

要は、お金がジャブジャブの状況になっているとも言え、
さらに今年は量的緩和第2弾(これをJQE2とも呼んでいます)
が打たれる可能性が高いとみています。

そうなって来ますと、
日本経済は、再びデフレに戻るというよりも、
徐々にインフレになる可能性が高いと考えています。

それでは、「インフレ」の足音が聞こえてくる中で、
中小企業の経営者は今後、資産の運用や活用、防衛を行うために
どう行動していけばよいのでしょうか?

どのような形にせよ、「インフレ」とは、物価が上がり、
お金の価値が下がる事です。

インフレになったら、要は企業としてその真の実力が問われるのです!

このような時代を想定すると、中小企業のキャッシュフローの向かい先は、
「インフレになっても目減りしないような資産」といえるでしょう。

例えば、「ヒト」、「モノ」、「カネ」といった経営資源のうち、
インフレで目減りするのは「カネ」です。

ということは、中小企業のとるべき戦略として、
主に二つの方策が考えられます。

一つは、「モノ」への投資(設備投資)です。

とくに、大企業に依存する傾向が強い中小企業は、
「下請けからの脱却を画策するよいタイミング」というように
ポジティブに捉えたらいかがでしょうか?。

大企業でも、すでにかなり疲弊しているところもあって、
なかには大胆な業態転換を模索する企業も現われるかもしれません。

そうした動きに振り回されないためにも、経営の地力を増すためにも、
あるいは経営革新を実行するためにも「モノ」への投資(設備投資)を
検討するべきだと思います。


もう一つは、「ヒト」への投資です。

筆者は常々「つきつめれば企業は人」と申し上げて参りました。
(拙著 実践 ワーク・ライフ・ハピネス ~ワーク・ライフ・バランスを越え
て 働き方が変わる 会社が変わる 万来舎
http://www.amazon.co.jp/dp/4901221671/ 参照)


中でも以前から筆者は、「新卒採用」をお奨めしています。

中小企業の場合、その育成に時間がかかる新卒採用を
敬遠する傾向があるのはわかります。

しかしながら、このような時期だからこそ、
将来を見据えた採用に踏み切るべきではないでしょうか。

当面は苦労もあると思われますが、
新卒社員をしっかり育成できれば、五年、一〇年先に
会社を大きく成長させる原動力にもなると思います。

以上の二つは、いずれもインフレになっても目減りすることのない資産です。

つまりは、
長期的に見て、経営の健全化に役立つインフレ下の重要な
「戦略」だと考えています。

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ヒューマネコンサルティング株式会社
代表取締役  阿部重利
TEL:048-940-0736
FAX:048-940-0741
MAIL info@humane-c.co.jp

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編集後記                     副編集長 塩田 剛也

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当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。

インフレが起きれば「カネ」が目減りする。
ではどうすればいいのか、と考えるキッカケになったのではないでしょうか。

景気の悪い時期が長く続いています。
やはりキャッシュをたくさん残しておきたいと考える方も多いと思います。
せっかく残しているのに、貯めているのに目減りしてしまうなんて、
考えたくもないことです。

お金を残すために、支出を減らすために、
いろいろな企業努力がされています。

中でも人件費の削減は、言葉は良くないですが、手っ取り早くコストダウン
ができるものです。

派遣で済ませて不要になったらカットする。
それを続けていれば、人材はただ消費されるだけです。

ですが新卒で採用し育てあげれば、人材は会社に蓄えられていきます。

自分が働くなら、と考えれば、
やはり新卒正社員での採用はうれしいものです。
私自身、新卒で前職の内定をもらえたときには面接官の方の前にも関わらず
うれし泣きをしてしまいました。

全く社会人経験もなく、どんな人間なのかも判断しきれない。
新卒の方を採用するのは、たしかにコストもかかるし
難しいことかもしれません。

ですが、採用される身としては、非常にモチベーションが高まります。
何も知らない自分を採用してくれる会社に感謝し、
がんばっていこうという気持ちに溢れて入社してきます。

ヒトはうまく育てていけば、
目減りしないどころかどんどん価値が高まっていきます。

現金で持つよりも利益を生み出す。
最高の投資先は、もしかしたらすぐそばにいるかもしれませんね。

次号、第429号は3月10日(月)に配信予定です。
どうぞお楽しみに!

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