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知って得する経営塾 第588号 『最適なポジショニングとは』

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『最適なポジショニングとは』  
                 MBA 長友 孝幸
 
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自らの会社の経営資源を見直す時期に!!
 
 
毎日の忙しさを考えると、他社に依存されて流されていることも気がつきません。
 
右肩あがりの経済が保障されているときは誰もがうるおい、
 
会社経営は誰がやっても上手くまわっていたと思います。
 
 
しかし、転職が当たり前、終身雇用も保障されていない時代に、
 
経営者として、何年も続いた家業を継承しても、
 
この先は大丈夫なのだろうか、と不安になってしまいます。
 
 
ここ数年で通信手段の発展によって、経済環境は急激な変化をしました。
 
今まで、「老舗」と言われた家業であっても、その存続も危うくなる時代に突入しています。
 
 
経済学や経営学の教科書に書かれている日本の「国際競争力」は
 
自動車産業によって優位に働いてきました。
 
ただ、それぞれの自動車メーカーは、それぞれの経済環境の変化
 
(為替問題、国内人件費の高騰、他国との貿易収支)に応じて、
 
現地生産や技術蓄積(様々な消費者の厳しい要求、素材開発/工作機械等の設備)
 
をしてきたこと理解しなければなりません。
 
 
一方、国として国際競争力が失われた産業もありました。
 
例えば労働集約的な要素が強い産業の場合、
 
人件費の高騰や為替の変動、グローバル化によって影響を受けてしまいました。
 
 
新聞等に賑わせた日系企業の中国移転や新興国との業務提携、
 
現地でのM&Aは短期的な価格競争に目を向けるばかりに、
 
国際優位に働く製品の開発と展開や技術的な蓄積を難しくしてしまったように思います。
 
 
さて、ここで「優位に働く製品の構築と展開」と
 
「それに伴う技術の蓄積」と言う二つの視点を
 
自らの会社に当てはめてください。
 
日常に業務に振り回されて、意外と明確に現わせられないと思います。
 
 
「優位に働く製品の構築と展開」と言っても大手のメーカーならば理解できますが、
 
零細企業や中小企業になると、製品開発なんてあるのか、と思ってしまいますよね。
 
 
ただ、常に合理的な視点や問題意識をもって、製品に向き合っていれば、
 
新たな製品を親会社に提案することも可能です。
 
また、失敗やたくさんトライを経験することによって、技術は確実に蓄積されます。
 
自社の強みが理解できれば、必ずチャンスとそのタイミングが見えてきます。
 
 
私は都内の激戦区でホテル業をしていますが、この二つの視点を考えて、
 
客室づくりや合理的な経営手法を考えています。
 
先月は、とある週刊誌で〇〇ホ業界の裏側と言う記事で、
 
このようなことをお話しさせて頂きました。まさにホテル業界も変革の時期なのです。
 
 
振り返れば、バブルの頃は誰が経営しても儲かる業界であった。
 
ただ、今は勝ち組と負け組の線引きはしっかり現れています。
 
ただ、勝ち続けるには、それ相当の経営手法、強固な精神力が必要です。
 
そのためにも、この時期に自らの会社の経営資源を見直してみてはいかがでしょうか。
 
 
 ◆◇◆    MBA 長友 孝幸 プロフィール    ◆◇◆ 
     
      株式会社比風屋 代表取締役 長友 孝幸
        http://www.hifuuya.co.jp/about/
 
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